
こんにちは!falconです
Excelは、事務仕事を効率的に行うための強力なツールです。今回は、ここを抑えればExcel中級者と言える、機能の使い方について簡単な言葉で詳しく解説します!!
関数と数式
IF関数
IF関数は条件を入れる事で、それに沿った値を出すことができます。例えば、売上が100以上なら「達成」、未満なら「未達成」と表示する場合は下記のような式になります。
=IF(A1>=100, “達成”, “未達成”)
言葉で表すと、『もしも、A1のセルが100以上だったら、達成と表示して、未満だったら未達成と表示して』です。言葉で表すと覚えやすいですね。上記の式を直接入力しても出来ますが、下記の方法の方が覚える事は少ないので、こちらを覚えてください。

- 条件に沿った答えを出したいセルを選択
- fxをおす
- リストからIFを選択しOKを押す
- 論理式、値が真の場合、値が偽の場合を上記の図のように入力しOKを押す
ちなみに、『” “』は入力しなくてもOKです!最後に自動的につきます。
VLOOKUP関数
VLOOKUP関数は、表の中から指定した値を検索して表示します。例えば、社員リストから社員番号に対応する名前を取得する場合に使えます。
=VLOOKUP(検索値, 範囲, 列番号, FALSE)

- fxをクリックして、VLOOKUPを選択
- 検索値に 検索した結果が出てほしいセルを選択
- 範囲に 社員の番号と名前が載っている場所のみを全て選択
- 列番号に 3の範囲指定で選んだリストの左から何列目にくる項目か選択
- 検索方法に FALSE と入力
このように、VLOOKUP関数を使うことで、簡単に特定の値に対応する情報を検索して表示できます。他の用途でも応用が利くので、ぜひ試してみてください。
データの可視化
データを視覚的に表現することで、情報の理解が容易になります。以下に、効果的なデータの可視化方法を紹介します。
グラフの作成
グラフは、データを視覚的に示すための強力なツールです。Excelでは、さまざまな種類のグラフを簡単に作成できます。
- データ範囲を選択: グラフにしたいデータ範囲を選びます。
- 挿入タブをクリック: リボンから「挿入」タブを選択します。
- グラフの選択: リボンに表示されるさまざまなグラフの中から、適切なグラフの種類を選択します。
ピボットテーブル
ピボットテーブルは、データを集計・分析するための強力なツールです。大量のデータを効率的に整理し、さまざまな視点から分析できます。
- データ範囲を選択: ピボットテーブルに使用するデータ範囲を選びます。
- 挿入タブをクリック: リボンから「挿入」タブを選択し、「ピボットテーブル」をクリックします。
- 配置先を選択: 新しいワークシートにピボットテーブルを配置するか、既存のワークシートに配置するかを選択します。
- フィールドの配置: データフィールドをドラッグアンドドロップで配置し、集計結果を作成します。
データの管理
データの管理には、フィルターや並べ替え、条件付き書式などの機能を活用することが重要です。
フィルターと並べ替え
Excelのフィルター機能を使うことで、特定の条件に合致するデータのみを表示できます。また、並べ替え機能を使うことで、データを昇順や降順に整理できます。
- データ範囲を選択: フィルターや並べ替えを行いたいデータ範囲を選びます。
- データタブをクリック: リボンから「データ」タブを選択します。
- フィルターを適用: 「フィルター」ボタンをクリックして、フィルターを適用します。
- 並べ替えを適用: 「並べ替え」ボタンをクリックして、昇順や降順に並べ替えます。
条件付き書式
条件付き書式は、特定の条件を満たすセルの書式を変更する機能です。これにより、重要な情報を視覚的に強調することができます。
- データ範囲を選択: 条件付き書式を適用するデータ範囲を選びます。
- ホームタブをクリック: リボンから「ホーム」タブを選択します。
- 条件付き書式の適用: 「条件付き書式」ボタンをクリックして、適用するルールを設定します。
事務仕事の効率化
Excelを使うことで、以下のような事務仕事が効率よく行えます。
- 在庫管理: 商品の在庫数や発注状況を簡単に把握できます。例えば、在庫数が一定以下になった場合に自動でアラートを出す設定を行うことができます。
- 経費精算: 交通費や飲食代などの経費を集計し、レポートを作成できます。各部門ごとに経費を分類し、予算との比較を行うことでコスト管理を徹底できます。
- 売上管理: 売上データを集計して、グラフやピボットテーブルで分析できます。月次や四半期ごとの売上トレンドを把握し、業績評価に役立てることができます。
- 顧客管理: 顧客情報を一元管理し、必要な情報を迅速に検索できます。顧客ごとの購入履歴や問い合わせ履歴を管理し、顧客対応の質を向上させることができます。
これらのExcelの機能を活用することで、事務仕事がスムーズに進み、業務効率が大幅に向上します。日常の業務に取り入れて、より生産性の高い仕事環境を実現しましょう。